PF_OutputOnOff
フィーダーの出力端子を制御します。
ホッパーから部品を供給する場合は、このコマンドを On で実行します。ホッパーからの部品供給を停止する場合は、このコマンドを Off で実行します。
IF-80にはホッパーが内蔵されています。 他のフィーダーにはオプションでホッパーを用意しています。
書式
(1) PF_OutputONOFF フィーダー番号/フィーダー名, On, 出力番号 [, 動作時間] [, 待ち設定]
(2) PF_OutputONOFF フィーダー番号/フィーダー名, Off
パラメーター
- フィーダー番号
フィーダー番号 (整数値1~4)を式、または数値で指定します。 - フィーダー名
フィーダー名を文字列で指定します - On/Off
On(1) / Off (0) を指定します。 - 出力番号
出力先を指定します。Onの場合に指定可能です。
1: Out端子1
2: Out端子2 - 動作時間
On時間 (整数値)を指定します。1 - 30000[ms]が指定可能です。
0、または省略時は、連続On指定となります。 - 待ち設定
待ちを入れるか否かを設定します。IF-80のみ設定可能です。
0または省略時: ホッパー動作完了を待ちません。
1: ホッパー動作完了を待ちます。
戻り値
なし
解説
本コマンドの実行後、すぐに制御が戻ります (IF-80で待ち設定を0または省略した場合を含む)。ホッパーの動作終了を待ちたい場合は、使用例のようにWaitコマンドを使用してください。
出力端子1および2を両方ともOnにすることはできません。たとえば端子1をOnした場合、端子2はOffになります。
Offを指定した場合、端子1, 2ともOffになります。
PF_Abortコマンドが実行された場合、ホッパーは停止します。PF_Stopコマンドが実行された場合、停止しません。
[システム設定] - [コントローラー] - [パーツフィーダー]で、“ホッパー実装”がチェックされていない場合、エラー2584(パージゲートが有効ではありません。)が発生します。
仮想コントローラーおよびコマンドウィンドウからは実行できません。
IF-240で、パージゲートを使用する場合、Out端子2はパージゲート制御に使用されます。そのため、出力番号に2を設定しても、実行はできますが、Out端子2の出力は変化しません。
使用例
以下を参照してください。
PF_Control