PF_Flip

フリップ動作を実行します。

書式
PF_Flip パーツID [, 動作時間]

パラメーター

  • パーツID
    パーツID(整数値1~32)を指定します。
  • 動作時間
    動作時間(整数値1~30000)をミリ秒で指定します。
    省略時は、フィーダーキャリブレーションで算出した値を使用します。
    -1を指定した場合は、省略時と同じ動作が行われます。

戻り値
なし

解説
フリップ動作を実行します。
フリップ動作は、以下のような場合に使用します。

  • パーツを分散させる(長い動作時間で)
  • パーツの姿勢を変える(短い動作時間で)

以下の条件では実行できません。

  • ユーザー関数から実行する場合:本コマンドで指定したフィーダー(パーツIDで指定したフィーダー)が、Part Feedingプロセス(PF_Startコマンド)で使用されている場合(エラー7733)
  • コールバック関数で実行する場合:PF_Startコマンドで指定していないパーツIDを指定した場合(エラー7733)
  • 仮想コントローラー、およびコマンドウィンドウからの実行(エラー2582)

本コマンドは、内部処理でSyncLockを使用します。詳細は、以下を参照してください。
Part Feedingプロセスが使用する機能

使用例

PF_Flip 1,500