Cnv_QueGet関数
指定したコンベヤーキューデータからポイントデータを返します。
書式
Cnv_QueGet(コンベヤー番号 [, インデックス ] )
パラメーター
- コンベヤー番号
- コンベヤーの番号を整数値 (1~16)で指定します。
- インデックス
- 取得するキューデータのインデックスを整数値で指定します。 (先頭インデックス番号は0です。)省略可能です。
戻り値
指定したコンベヤーキューからポイントデータを返します。
解説
Cnv_QueGetは、コンベヤーキューからポイントデータを取得します。インデックスを省略した場合、キューデータの先頭データを返します。インデックスを設定した場合は、設定したインデックスのポイントデータを返します。
Cnv_QueGetはコンベヤーキューからポイントデータを削除しません。削除するためにはCnv_QueRemoveを使います。
コンベヤーを動作させながらワークをトラッキングしたい場合は、動作コマンドにCnv_QueGetを入れる必要があります。
例:
Jump Cnv_QueGet(1) ' ワークを追従
Cnv_QueGetの戻り値をポイントに代入して、そのポイントにロボットを動作させ、ワークをトラッキングすることはできません。
P1 = Cnv_QueGet(1)
Jump P1 ' ワークを追従しない
Cnv_QueGetの戻り値をポイントに代入すると、その座標値は命令実行時のワーク位置になります。
注意
このコマンドは、コンベヤートラッキングオプションがインストールされている場合のみ使用できます。
参照
Cnv_QueLen関数, Cnv_QueRemove
Cnv_QueGet関数使用例
' キューの先頭にJumpして追従
Jump Cnv_QueGet(1)
On gripper
Wait .1
Jump place
Off gripper
Wait .1
Cnv_QueRemove 1