Ctr関数

カウンターのカウント値を返す関数です。

書式
Ctr(入力ビット番号)

パラメーター

入力ビット番号
カウンターに定義されている入力ビットの番号です。同時に有効にできるカウンターの最大数は、16個までです。

戻り値
カウンターの現在カウント値 (0~65535の整数)

解説
Ctrは、CTResetステートメントと一緒に使うことで、I/O入力をカウントとして使えるように設定します。

カウンターに設定されたI/O入力がオフからオンに変わるたびに、その入力は、カウンター上のカウントを1つずつ増加させます。

Ctr関数は、指定するカウンター入力の現在のカウンター値を得るために使えます。どのI/O入力でもカウンターに指定することができます。しかし、同時に有効にできるカウンターの数は、16個までです。

カウンターパルス入力のタイミングチャート

参照
CTReset

Ctr関数使用例

下記は、I/O入力のカウンターの値を得るプログラムの一例です。

CTReset 3 '入力3のカウンターを0にリセット
On 0      '出力スイッチをオン
Wait Ctr(3) >= 5
Off 0     '入力3の入力サイクルが5になった場合はスイッチをオフ (出力0オフ)