ChDir

カレントディレクトリーの変更と表示をします。

書式
(1) ChDir パス名
(2) ChDir

パラメーター

パス名
変更先のパス名を、直接文字列または文字列式で指定します。詳細は、ChDiskを参照してください。

解説

  • (1) パラメーターを指定すると、指定したディレクトリーに変更します。
  • (2) パラメーターを省略するとカレントディレクトリーを表示します。カレントディレクトリーが不明のときに使います。

ディスクがPCの場合に実行できます。

本命令をプログラムから実行するときは、パス名を["]で囲ってください。

接続されているコントローラーで最後にビルドしたプロジェクトがあったディレクトリーがカレントディレクトリーとなります。 コントローラーにビルド情報がない場合は、ルートディレクトリーがカレントディレクトリーとなります。

ChDriveでドライブを変更した場合、ルートディレクトリーがカレントディレクトリーとなります。

参照
ChDrive, ChDisk, CurDir$関数

ChDir使用例
コマンドウィンドウ操作例

    > ChDir \        'カレントディレクトリーをルートに変更
    > ChDir..        'カレントディレクトリーを親ディレクトリーに変更

プログラム実行例

    ChDir "\"        'カレントディレクトリーをルートに変更
    ChDir ".."       'カレントディレクトリーを親ディレクトリーに変更