CP_BlendRate

パスモーション有効時に動作命令をオーバーラップさせる量の係数の設定と表示をします。

書式

(1) CP_BlendRate オーバーラップ比率
(2) CP_BlendRate

パラメーター
重ね合わせ比率

パスモーションの動作命令をオーバーラップ比率(1~100、単位:%)を指定します。

結果
パラメーターを省略すると、現在のオーバーラップ比率を表示します。

解説
パスモーションの動作命令をオーバーラップさせる区間を、最大値に対する割合として、式または数値で指定します。

パスモーションでは、連続する動作命令を重ね合わせて軌道を合成します。

通常、軌道の合成は以下のうち時間が短い方にCP_Offsetを加えて行います。詳細はCP命令を参照してください。

  • 先に実行する動作命令の減速開始から停止まで
  • 次の動作命令の動作開始から指定速度への到達まで

CP_BlendRateは、これを最大値としてオーバーラップ比率を掛けた時間を合成区間とし、合成の開始を遅らせます。

オーバーラップ比率が 100 の場合、通常のパスモーションと同様の動作になります。CP_Offsetによるオフセットも指定値どおり反映されます。

オーバーラップ比率が 1~99 の場合、最大値にオーバーラップ比率を掛けた時間で合成の開始を遅らせます。CP_Offsetによるオフセット量もオーバーラップ比率に応じて反映されます。

オーバーラップ比率が 0 の場合、パスモーションを無効にしたときと同様の動作になります。軌道の合成を行いません。CP_Offsetによるオフセットも発生しません。

オーバーラップ比率 100

オーバーラップ比率 50

オーバーラップ比率 0

記号 説明
a 速度
b 時間
c 先行命令 減速開始
d 後発命令 加速開始
e 先行命令 減速完了(停止)
f 後発命令 加速完了(指定速度到達)

パスモーションのオーバーラップ比率は、CP命令や動作命令のCP指定子によってパスモーションが有効な場合に反映されます。
オーバーラップ比率を設定していても、パスモーションが無効な場合は反映されません。

下記が発生すると、パスモーションのオーバーラップ比率は初期値になり、パスモーションが無効になります。

  • コントローラー起動時
  • Motor On実行
  • SFree, SLock, Brake 実行
  • Reset, Reset Error実行
  • 停止ボタン, Quit All実行などによるタスクの終了

参照
CP, CP_Offset, Arc, Arc3, Go, Jump, Jump3, Jump3CP, JumpTLZ, Move

CP_BlendRate 使用例

CP On
CP_BlendRate 50
Move P1
CP Off