コマンド 700: ローカル座標系の定義を設定

ローカル座標系を定義します。

コマンド書式

bit 名称 説明
引数1 15 ローカル座標系番号

ローカル座標系の番号を1~15の整数で指定

合計15個まで

14
1
0
bit 名称 説明
引数2 15 座標選択

設定座標を指定

0 = X

1 = Y

2 = Z

3 = U

4 = V

5 = W

14
1
0
bit 名称 説明
引数3 15

座標系データ

上位ワード

ローカル座標系の原点と向きをポイントデータで直接指定

指定座標 (実数)を1000倍して32ビット整数に変換して指定

上位側16ビット

14
1
0
bit 名称 説明
引数4 15

座標系データ

下位ワード

ローカル座標系の原点と向きをポイントデータで直接指定

指定座標 (実数)を1000倍して32ビット整数に変換して指定

下位側16ビット

14
1
0

応答書式

以下を参照して下さい。

応答コード

解説

指定のローカル座標系番号のローカル座標系の設定を、座標ごとに行います。

X, Y, Z, U, V, Wの順番で全ての座標に対して、コマンドを発行し設定します。

座標の順番の誤りや途中で他のコマンドが発行されると、その時点で受け取った値はキャンセルされ異常応答が返されます。

  • スカラロボット: X, Y, Z, Uを設定
  • 6軸ロボット: X, Y, Z, U, V, Wを設定

使用例

6軸ロボット: 平面番号1に以下を設定

X 100.123
Y 200.123
Z 300.123
U 400.123
V 500.123
W 600.123
コマンド 応答

02BCH 0001H 0000H 0001H 871BH

02BCH 0001H 0001H 0003H 0DBBH

02BCH 0001H 0002H 0004H 945BH

02BCH 0001H 0003H 0006H 1AFBH

02BCH 0001H 0004H 0007H A19BH

02BCH 0001H 0005H 0009H 283BH

02BCH 0000H 0000H

02BCH 0000H 0000H

02BCH 0000H 0000H

02BCH 0000H 0000H

02BCH 0000H 0000H

02BCH 0000H 0000H