Select...Send
式の値にしたがって、いくつかの文のうちのいずれかに制御を移します。
書式
Select式
Case項目
ステートメント
[ Case 項目
ステートメント ]
[Default
ステートメント]
Send
パラメーター
- 式
- 数値式あるいは文字列式を指定します。
- 項目
- 式と一致する型の数値または文字列式を指定します。
- ステートメント
- 1つまたは複数の有効なSPEL+ ステートメント、あるいはマルチステートメントを指定します。
解説
Case文の項目の中に、Select文の式の結果と一致するものがあれば、最初に一致したCaseステートメントの後のステートメント群が実行されます。実行後、プログラム制御は、Sendステートメントに続くステートメントに移ります。
Case文の項目の中にSelect文の式の結果と一致するものがなければ、Defaultステートメントが実行され、プログラム制御はSendステートメントに続くステートメントに移ります。
Case文の項目の中にSelect文の式の結果と一致するものがなく、Defaultが省略されると、何も実行されず、プログラム制御はSendステートメントの次のステートメントに移ります。
Select 文の式には、定数, 変数, そしてAnd, Or, Xor などの演算子を指定できます。Case 文の項目にも 定数, 変数, そしてAnd, Or, Xor などの演算子を指定できます。この場合 Case文の項目の演算結果が Select文の式と比較されます。また、動作が複雑になることから Case文の項目に 変数を指定しないでください。
Select...Send使用例
下記に簡単なSelect...Sendの例を示します。
Function Main
Integer I
For i = 0 To 10
Select I
Case 0
Off 1;On 2;Jump P1
Case 3
On 1;Off 2
Jump P2;Move P3;On 3
Case 7
On 4
Default
On 7
Send
Next
Fend
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