[プロジェクト] - [プロパティー] - [ビジョン] - [プロジェクトカメラ]

プロジェクトカメラをシステムカメラに割りあてることができます。

プロジェクトカメラとは、ビジョンシーケンスやキャリブレーションのCameraプロパティーで指定されるカメラです。

システムカメラとは、RC+のシステム設定画面より設定されたカメラです。

同じPCで複数のプロジェクトを使用するときに、それぞれのプロジェクトカメラから異なるシステムカメラ番号を参照する場合に本機能を使用します。

デフォルトでは、プロジェクトカメラはシステムカメラと1対1で割りあてられています。

プロジェクトを開くと、プロジェクトで使用されるカメラがシステムカメラに自動的に割りあてられます。1つ、または複数のカメラを割りあてられない場合、[カメラ設定の解決]ダイアログが表示されます。

詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

"Vision Guide 8.0 ハードウェア&セットアップ編 - セットアップ編 - システムカメラとプロジェクトカメラ"

項目 解説
プロジェクトカメラ 割りあてを行うプロジェクトカメラ番号です。
システムカメラ プロジェクトカメラに使用するシステムカメラです。

プロジェクトカメラ割りあて例

2つのプロジェクトA, BをもつRC+に、下表のように4つのシステムカメラが設定されているとします。

システムカメラ番号 型名
1 NS1044BU
2 NS4133CU
3 acA1600-60gm
4 acA2500-14gm

プロジェクトAのカメラ割りあてを行うには、プロジェクトAを開いた状態で[プロジェクト] - [プロパティー] - [ビジョン] - [プロジェクトカメラ]を選択します。このプロジェクトで使用するカメラ1をNS1044BUとして動作させる場合は、以下のようにプロジェクトカメラ1をシステムカメラ1に割りあてます。(プロジェクトカメラ2, 3, 4も同様に設定します)

プロジェクトBのカメラ割りあてを行うには、プロジェクトBを開いた状態で[プロジェクト] - [プロパティー] - [ビジョン] - [プロジェクトカメラ]を選択します。このプロジェクトで使用するカメラ1をacA1600-60gmとして動作させる場合は、以下のようにプロジェクトカメラ1をシステムカメラ3に割りあてます。(プロジェクトカメラ2, 3, 4も同様に設定します)