コマンド 351: 負荷イナーシャの設定

負荷イナーシャを設定します。

コマンド書式

bit 名称 説明
引数1 15

負荷イナーシャ

上位ワード

ハンドおよびワークを含む先端関節の中心周りの慣性モーメント (イナーシャ) (実数、単位: kg·m2)を1000倍して32ビット整数に変換して指定

上位側16ビット

14
1
0
bit 名称 説明
引数2 15

負荷イナーシャ

下位ワード

ハンドおよびワークを含む先端関節の中心周りの慣性モーメント (イナーシャ) (実数、単位: kg·m2)を1000倍して32ビット整数に変換して指定

下位側16ビット

14
1
0

応答書式

以下を参照して下さい。

応答コード

解説

負荷イナーシャと偏心量の設定を分割で行う場合のコマンドで負荷イナーシャを設定します。

コマンド351とコマンド352の組み合わせにて機能します。

コマンド351、コマンド352の順番でコマンドを発行します。コマンド352の発行で設定が実行されます。

本コマンドの発行後、コマンド352以外のコマンドを発行すると設定はキャンセルされます。

使用例

負荷イナーシャ5.12 kg2、偏心量120.001 mmに設定

コマンド 応答

015FH 0000H 1400H

0160H 0001H D4C1H

015FH 0000H 0000H

0160H 0000H 0000H