コマンド 350: 負荷イナーシャと偏心量の設定

負荷イナーシャと偏心量の設定を行います。

コマンド書式

bit 名称 説明
引数1 15

負荷イナーシャ

上位ワード

ハンドおよびワークを含む、先端関節の中心周りの慣性モーメント (イナーシャ) (実数、単位: kg·m2)を1000倍して32ビット整数に変換して指定

上位側16ビット

14
1
0
bit 名称 説明
引数2 15

負荷イナーシャ

下位ワード

ハンドおよびワークを含む、先端関節の中心周りの慣性モーメント (イナーシャ) (実数、単位: kg·m2)を1000倍して32ビット整数に変換して指定

下位側16ビット

14
1
0
bit 名称 説明
引数3 15

偏心量

上位ワード

ハンドおよびワークの重心の先端関節中心からの距離 (実数、単位: mm)を1000倍して32ビット整数に変換して指定

上位側16ビット

14
1
0
bit 名称 説明
引数4 15

偏心量

下位ワード

ハンドおよびワークの重心の先端関節中心からの距離 (実数、単位: mm)を1000倍して32ビット整数に変換して指定

下位側16ビット

14
1
0

応答書式

以下を参照して下さい。

応答コード

解説

設定値は、小数点以下第3位までを有効とする固定小数点データとして返されます。

使用例

負荷イナーシャ5.12 kg2、偏心120.001 mmに設定

コマンド 応答
015EH 0000H 1400H 0001H D4C1H 015EH 0000H 0000H