コマンド 553: データの種別を選択し、分割でパレットを定義
データの種別を選択して分割でパレット定義を行います。
コマンド書式
| bit | 名称 | 説明 | |
|---|---|---|---|
| 引数1 | 15 | パレット番号 | パレット番号を0~15の整数で指定 |
| 14 | |||
| | | |||
| 1 | |||
| 0 |
| bit | 名称 | 説明 | |
|---|---|---|---|
| 引数2 | 15 | データ選択 | データ1,2の種別を選択 0: データ1=ポイント番号1/データ2=ポイント番号2 1: データ1=ポイント番号3/データ2=ポイント番号4 2: データ1=分割数1/データ2=分割数2 3: データ1=ポイント番号3/データ2=なし |
| 14 | |||
| | | |||
| 1 | |||
| 0 |
| bit | 名称 | 説明 | |
|---|---|---|---|
| 引数3 | 15 | データ1 | 引数2で選択された情報 |
| 14 | |||
| | | |||
| 1 | |||
| 0 |
| bit | 名称 | 説明 | |
|---|---|---|---|
| 引数4 | 15 | データ2 | 引数2で選択された情報 |
| 14 | |||
| | | |||
| 1 | |||
| 0 |
応答書式
以下を参照して下さい。
解説
設定するデータの種別を指定して分割でパレットの定義を行います。使用するワード数を節約して定義するコマンドです。
以下に示す順番と組み合わせにてコマンドを複数回発行する必要があります。
3ポイント指定
- データ選択=0を設定、データ1=ポイント番号1、データ2=ポイント番号2を指定
- データ選択=3を設定、データ1=ポイント番号3を指定
- データ選択=2を設定、データ1=分割1、データ2=分割数2を指定
4ポイント指定
- データ選択=0を設定、データ1=ポイント番号1、データ2=ポイント番号2を指定
- データ選択=1を設定、データ1=ポイント番号3、データ2=ポイント番号4を指定
- データ選択=2を設定、データ1=分割1、データ2=分割数2を指定
3ポイント指定、4ポイント指定とも、データ選択2を受け取った時点で実際の定義が実行されます。
上記の順番でコマンドが発行されない場合は、異常応答が返され、定義はキャンセルされます。
使用例
パレット3を4点で定義
ポイント番号1=255, ポイント番号2=254, ポイント番号3=253, ポイント番号4=252
分割数1=252, 分割数2=251
| コマンド | 応答 |
0229H 0003H 0000H 00FFH 00FEH 0229H 0003H 0001H 00FDH 00FCH 0229H 0003H 0001H 00FBH 00FAH | 0229H 0000H 0000H 0229H 0000H 0000H 0229H 0000H 0000H |