TriggeredAxes ステータス

適用
フォーストリガーオブジェクトFT#, フォース動作制限オブジェクトFMR#

解説
フォーストリガー、または監視対象が位置のときフォース動作制限の軸ごとの達成状態を返します。

即時実行
いいえ

用法
FGet Object.TriggeredAxes, iVar

  • Object
    オブジェクト名
    オブジェクトは、FT(数値), FMR(数値), FT(ラベル), FMR(ラベル)のいずれかとして指定します。

  • iVar
    プロパティーの値を示す整数型変数


フォーストリガーオブジェクトで使用する場合

Bit 結果
0 FxのLowerLevelの達成状態
1 FyのLowerLevelの達成状態
2 FzのLowerLevelの達成状態
3 TxのLowerLevelの達成状態
4 TyのLowerLevelの達成状態
5 TzのLowerLevelの達成状態
6 FmagのLowerLevelの達成状態
7 TmagのLowerLevelの達成状態
8 FxのUpperLevelの達成状態
9 FyのUpperLevelの達成状態
10 FzのUpperLevelの達成状態
11 TxのUpperLevelの達成状態
12 TyのUpperLevelの達成状態
13 TzのUpperLevelの達成状態
14 FmagのUpperLevelの達成状態
15 TmagのUpperLevelの達成状態

各Bitの値
0: 未達成
1: 達成

フォース動作制限オブジェクトで使用する場合

Bit 結果
0 PosXのLowerLevelの達成状態
1 PosYのLowerLevelの達成状態
2 PosZのLowerLevelの達成状態
3 DistのLowerLevelの達成状態
4 RotのLowerLevelの達成状態
5 PosXのUpperLevelの達成状態
6 PosYのUpperLevelの達成状態
7 PosZのUpperLevelの達成状態
8 DistのUpperLevelの達成状態
9 RotのUpperLevelの達成状態

各Bitの値
0: 未達成
1: 達成

詳細説明
フォーストリガー、またはフォース動作制限が、直前に使用されたときの軸ごとの達成状態を返します。
フォーストリガー、またはフォース動作制限の各軸について該当Bitを、条件が達成された場合は、“1”にします。達成されていない場合は、“0”にします。
ただし、PolarityプロパティーがFG_OUT設定の場合は、UpperLevel, LowerLevelごとに“1”、または“0”に設定されます。
FG_IN設定の場合は、条件が達成された軸はUpperLevel, LowerLevelともに“1”となります。
フォーストリガー機能は、各軸ごとの力の達成状態によって処理を分岐する場合に使用します。
フォース動作制限機能は各軸ごとの位置姿勢の達成状態によって処理を分岐する場合に使用します。
Integer型の変数に値を取得した場合、達成状態によっては負の値となることがあります。Int32、またはInt64型の変数を推奨します。

使用例
フォーストリガーの各軸の達成状態によって処理を分岐する例です。

Function TriggeredAxesTest
  Int64 iVar
  FCKeep FC1 Till FT1, 10
  FGet FT1.TriggeredAxes, iVar
  If (iVar And &H01) <> 0 Then
    ' FxのLowerLevel条件を達成した場合の処理
    -
  ElseIf (iVar And &H100) <> 0 Then
    ' FxのUpperLevel条件を達成した場合の処理
    -
  EndIf
Fend

参照
フォーストリガーオブジェクトFT#, フォース動作制限オブジェクトFMR#