Tx_Polarity, Ty_Polarity, Tz_Polarity プロパティー
適用
フォーストリガーオブジェクトFT#
解説
回転方向の指定軸において、閾値の間に入ったとき、または出たとき、どちらでフォーストリガーが有効になるかを設定、または返します。
即時実行
いいえ
用法
FGet Object.XX_Polarity, iVar
FSet Object.XX_Polarity, iValue
Object
オブジェクト名
オブジェクトは、FT(数値), FT(ラベル)のどちらかとして指定します。XX
プロパティー名を示す文字列iVar
プロパティーの値を示す整数変数iValue
プロパティーの新しい値を示す整数値、または式
値
XX
指定軸 | 説明 |
---|---|
Tx | 回転方向のX軸を指定します。 |
Ty | 回転方向のY軸を指定します。 |
Tz | 回転方向のZ軸を指定します。 |
iValue
定数名 | 値 | 内容 |
---|---|---|
FG_OUT | 0 | 下側閾値と上側閾値の間から出たとき有効になります。(デフォルト) |
FG_IN | 1 | 下側閾値と上側閾値の間に入ったとき有効になります。 |
詳細説明
XX_Polarityは、回転方向の指定軸で、閾値の間に入ったとき、または出たとき、どちらでフォーストリガーが有効になるかを設定、または返します。
使用例
Tx方向のトルクが上側閾値以上、下側閾値以下だとエラー停止させる例です。
Function SettingPolarity
FSet FT1.Enabled, False, False, False, True, False, False, False, False
FSet FT1.Tx_Polarity, FG_OUT
FSet FT1.Tx_Levels, -5000, 5000
Trap 1, FT1 Call ForceError
Fend
Function ForceError
AbortMotion All
Fend
参照
フォーストリガーオブジェクトFT#