コマンド 2109: 指定したメモリーI/Oポートをバイトで設定

8個のメモリーI/Oビットを同時に設定します。

コマンド書式

	bit	名称	説明
引数1	15	バイトポート番号	メモリーI/Oのバイトポートを指定
	14
	｜
	1
	0

	bit	名称	説明
引数2	15	未使用	0がセットされる
	｜
	8
	7	出力値	ポート番号で指定した出力グループの出力パターンを0から255の整数値で指定
	6
	5
	4
	3
	2
	1
	0

応答書式

以下を参照して下さい。

応答コード

解説

設定する出力ビットを指示するポート番号と出力データの組み合わせで、8個のメモリーI/Oビットを同時に設定します。ポート番号パラメーターで、どのグループ (どの8個の出力ビット)を使うか指定します。

例えば、ポート番号 = 0 のとき、出力ビット0から7を指定します。ポート番号 = 1のとき、出力ビット8から15を指定します。

まずポート番号で8個の出力ビットを指定したあと、出力データパラメーターで特定の出力パターンを定義します。出力値は、0から255の整数です。

次表は、I/Oの組み合わせ例の一部を、ポート番号が「0」および「1」のときに分けて、それに対応する出力データ値とともに示したものです。

ポート番号 = 0の時の出力設定 (出力ビット番号)

出力データ	7	6	5	4	3	2	1	0
01	off	off	off	off	off	off	off	on
02	off	off	off	off	off	off	on	off
03	off	off	off	off	off	off	on	on
08	off	off	off	off	on	off	off	off
09	off	off	off	off	on	off	off	on
10	off	off	off	on	off	off	off	off
11	off	off	off	on	off	off	off	on
99	off	on	on	off	off	off	on	on
255	on	on	on	on	on	on	on	on

ポート番号 = 1の時の出力設定 (出力ビット番号)

出力データ	15	14	13	12	11	10	9	8
01	off	off	off	off	off	off	off	on
02	off	off	off	off	off	off	on	off
03	off	off	off	off	off	off	on	on
08	off	off	off	off	on	off	off	off
09	off	off	off	off	on	off	off	on
10	off	off	off	on	off	off	off	off
11	off	off	off	on	off	off	off	on
99	off	on	on	off	off	off	on	on
255	on	on	on	on	on	on	on	on

使用例

ポート1に254を出力

コマンド	応答
083DH 0001H 00FEH	083DH 0000H 0000H