[ダイレクトティーチ+タッチジョグ]画面への移行

注意


力覚センサー, 座標変換, 重力補償の設定を誤った状態でダイレクトティーチやタッチジョグの機能を実行すると、意図しない動作を行うことがあります。十分に注意して設定し、動作確認を行ってからダイレクトティーチやタッチジョグの機能を実行してください。

[ジョグ&ティーチ]画面から[ダイレクトティーチ+タッチジョグ]画面へ移行します。

始めに、事前設定の確認を行います。

  1. [ジョグ&ティーチ]画面で、[Shift]を押してから[OK]キーを押すと、次の画面が表示されます。

  2. 次のどちらかの操作を行います。

    • [OK]キーを押します。

      [ダイレクトティーチ+タッチジョグ]画面に移行します。

    • [Cancel]キーを押します。

      [ジョグ&ティーチ]画面に戻ります。

注意


ダイレクトティーチやタッチジョグは、必ず外力のない状態で開始してください。

ダイレクトティーチやタッチジョグは、開始時に力覚センサーを自動的にリセットします。外力がある状態でダイレクトティーチやタッチジョグを実行し力覚センサーがリセットされた場合、外力が加わった状態が"0"となります。そのため、かかっていた外力がなくなったとき、実際には力が加わっていなくても力覚センサーは力を検出します。

この状態で、ダイレクトティーチやタッチジョグを実行すると、ロボットが意図しない動作を行うことがあります。十分に注意してください。

[ダイレクトティーチ+タッチジョグ]画面

ヘッダー

01 ロボット番号
000 ポイント番号
F

動作方向

Free

Line

Plane

Rotation

DT

機能モード

Direct Teach + Touch Jog

Direct Teach

Touch Jog

T00 Tool番号
R

操作開始状態

R: 操作可能

L

タッチジョグ移動距離

Long

Medium

Short

モーター状態

■ : On

キー操作 解説
ジョグキー 使用しません。
Reset Resetを実行します。
Motor モーターをオンオフします。
Teach

ティーチを実行します。

詳細は以下を参照してください。

ティーチング

Speed 使用しません。
Mode 機能 (Direct Teach + Touch Jog, Direct Teach, Touch Jog)を切り替えます。
Dist タッチジョグ移動量 (Long, Medium, Short)を切り替えます。
Home Homeを実行します。
Save

ポイントファイルを保存します。

詳細は以下を参照してください。

ポイントデータのファイルへの保存

Load

ポイントファイルを読み込みます。

詳細は以下を参照してください。

ポイントファイルの読み込み

▲ / ▼ ポイント番号を+1, -1します。
◀ / ▶ ポイント番号を-10, +10します。
Local Local番号入力モードに切り替えます。
Tool Tool番号入力モードに切り替えます。
Arm Arm番号入力モードに切り替えます。
User Dist 使用しません。
Guide キー操作ガイドを表示します。
Page Up / Down 表示ページを切り替えます。
F1 ポイント編集画面に移動します。
F2 I/Oコマンド画面に移動します。
F3 動作コマンド画面に移動します。
F4

力覚センサーリセット画面に移動します。

詳細は以下を参照してください。

力覚センサーをリセットする

F5

ダイレクトティーチやタッチジョグの操作を可能状態にします。

詳細は以下を参照してください。

ダイレクトティーチやタッチジョグを実行する

F6

アライメント実行画面に移動します。

詳細は以下を参照してください。

アライメントを実行する

F7

ロボット画面に移動します。

詳細は以下を参照してください。

ロボットを変更する

F8

フォース設定画面に移動します。

詳細は以下を参照してください。

ダイレクトティーチ設定(フォース設定)をする

F9

タッチジョグ設定画面に移動します。

詳細は以下を参照してください。

タッチジョグ設定をする

F10 ポイント番号入力モードになります。