コマンド 253: 速度テーブルから設定値を取得

ROTを使っているときのCP動作のツール姿勢変化速度テーブルから登録値を取得します。

コマンド書式

bit 名称 説明
引数1 15 テーブル番号 テーブルの登録位置を0~15の整数で指定
14
1
0

応答書式

bit 名称 説明
応答1 15 テーブル番号 テーブルの登録位置を0~15の整数で指定
14
1
0
bit 名称 説明
応答2 15

速度設定値

上位ワード

CP動作時のツール姿勢変化速度 (0.1以上の実数、単位: deg/sec)を1000倍して32ビット整数に変換して設定

上位側16ビット

14
1
0
bit 名称 説明
応答3 15

速度設定値

下位ワード

CP動作時のツール姿勢変化速度 (0.1以上の実数、単位はdeg/sec)を1000倍して32ビット整数に変換して設定

下位側16ビット

14
1
0

解説

ROTを使っているときのCP動作のツール姿勢変化速度テーブルの指定位置から登録値を取得します。

このコマンドにより速度設定値の登録値が取得できます。

範囲外のテーブル番号の指定、または指定した番号のテーブルが未登録の場合は、異常応答が返されます。

設定値は、小数点以下第3位までを有効とする固定小数点データとして返されます。

使用例

テーブル1に速度設定値1000を登録

コマンド 応答
00FDH 0001H 00FDH 00001H 000FH 4240H