領域 - テストと調整

ピック領域シフトの動作パラメーターを調整します。この項目は、ピック領域を指定した場合に表示されます。
詳細は以下を参照してください。
ピック
[テストと調整]タブを選択してください。

表示項目の説明

項目 説明
前シフトして領域xに移動後シフトして領域xに移動

テストするシフトの種類を選択します。xは、ピック画面で選択したパーツエリア(A, B, C, D領域いずれか)です。

シフトの方向は、フィーダーの設置方向により変わります。

実際のシフト方向は、画面右上に表示されます。

詳細は以下を参照してください。

ピック

振動振幅

振動の振幅の強さを設定します。

単位: %

振動時間

振動の継続時間を設定します。

単位: ms

振動周波数

振動の周波数を設定します。

単位: Hz

前シフトの調整のガイドライン, テスト手順
前シフトは、指定した領域からパーツをピックし続けて、領域内のパーツが減少したら、シフト動作でパーツを指定した領域にシフトさせる動作です。
下図は、領域Bへの前シフトの理想的な動作結果を示します。

パーツが適切な距離(プラットフォームの辺の長さの半分)を移動するように、振動時間を調整します。パーツを移動させすぎると、プラットフォームの端にパーツが滞留してしまいます。また移動が足りないと、領域内にパーツが十分に供給されず、効率が悪くなります。パーツが適切に移動する(移動前のパーツの分布を保ったまま移動する)よう、振幅や周波数を調整します。パーツの移動がスムーズでないと、領域内のパーツが接触したり重なったりして、効率が悪くなります。

  1. 適当な数(例: 最適投入パーツ数の1/2)のパーツを、表示されている領域に投入します。
  2. [実行]ボタンをクリックします。
  3. 動作を確認します。
    必要に応じてパラメーターを調整し、再度[実行]ボタンをクリックします。 以下を参照してください。
    フィーダーパラメーターの調整方法

後シフトの調整のガイドライン、テスト手順後シフトは、前シフトを繰り返して、プラットフォームの隅にパーツが滞留したら、シフト動作でパーツを指定した領域にシフトさせる(戻す)動作です。下図は、領域Bへの後シフトの理想的な動作結果を示します。

パーツが適切な距離(プラットフォームの端に接触したパーツが、ピック可能な位置に戻る程度)を移動するように、振動時間(および振幅や周波数)を調整します。パーツを移動させすぎると、パーツが領域の外に出てしまい、効率が悪くなります。

  1. 適当な数(例: 4個程度)のパーツを、表示されている領域の隅(プラットフォームの隅)に投入します。
  2. [実行]ボタンをクリックします。
  3. 動作を確認します。
    必要に応じてパラメーターを調整し、再度[実行]ボタンをクリックします。
    以下を参照してください。
    フィーダーパラメーターの調整方法