エラー処理

Part Feedingオプションの動作中に発生したエラーの処理方法について説明します。

  1. コールバック関数の中でエラーを処理する

    コールバック関数の中で発生したエラーを、コールバック関数に中で検出して処理します。Part Feedingプロセスに制御を戻さずに継続したい場合は、この方法で処理します。
    例: PF_Robotコールバック関数でパーツ吸着エラーが発生し、リトライ処理を行う

  2. PF_Statusコールバック関数の中でエラーを処理する

    コールバック関数の中でエラーが発生したら、戻り値にPF_CALLBACK_SUCCESS以外の値 (ユーザーエラー8000-8999)をセットします。
    Part Feedingプロセスは、この値をPF_Statusコールバック関数の引数Statusにセットして起動します。
    エラー処理を共通化したい場合は、この方法で処理します。
    詳細は、以下を参照してください。
    PF_Status

  3. Part Feedingプロセス内部で発生したエラーを処理する

    Part Feedingパラメーターの設定の不備 (PF_Start引数の指定の不備)や、ビジョンの設定の不備などにより、Part Feedingプロセス内部でエラーが発生することがあります。
    Part FeedingプロセスはPF_STATUS_ERRORを引数Statusにセットして起動します。
    PF_Status関数が終了すると、Part Feedingプロセスは終了します。
    詳細は、以下を参照してください。
    PF_Status
    エラー処理