ファイル

SPEL+ には、ファイルを扱うためのいくつかのコマンドがあります。

キーワード	解説
AOpen	追加書き込みのためにファイルを開きます。
BOpen	ファイルをバイナリーアクセスモードで開きます。
Close	ファイルを閉じます。
FileExists	ファイルが存在するかどうかチェックします。
FolderExists	フォルダーが存在するかどうかチェックします。
FreeFile	現在使われていないファイル番号を返します。
Input	ファイルから1つ以上の変数を入力します。
Del	ファイルを削除します。
Line Input	ファイルから行を入力します。
Read	指定されたバイト数を文字列変数に読み込みます。
ReadBin	バイナリーデータを読みます。
ROpen	ファイルを読み取り専用モードで開きます。
Seek	カレントファイルポインターを設定します。
Flush	書き込むデータをメディアに保存します。
WOpen	ファイルを書き込みモードで開きます。
Write	ファイルに文字列を書き込みます。行末ターミネーターは付加しません。
WriteBin	バイナリーデータを書き込みます。

ファイルを使用する前に、AOpen, Bopen, ROpen, WOpenのなかのどれかのコマンドを使って、ファイルを開きます。Openステートメントでファイルナンバーを指定します。ファイル番号は30～63まで可能です。

ファイルを保存し、読み込むためのプログラム例をあげます。

String data$(10)

Function SaveData()
  Integer fNum, i

  fNum = FreeFile
  WOpen "c:\mydata\data.txt" As #fNum  ' Store the count
  Print #fNum, UBound(data$)
  For i = 0 To UBound(data$)
    Print #fNum, data$(i)
  Next i
  Close #fNum
Fend

Function LoadData()
  Integer fNum, i, maxNum
  fNum = FreeFile
  ROpen "c:\mydata\data.txt" As #fNum
  Input #fNum, maxNum
  Redim data$(maxNum)
  For i = 0 To UBound(data$)
    Input #fNum, data$(i)
  Next i
  Close #fNum
Fend