コンベヤーオブジェクト

キーポイント


Epson RC+ Standard Edition および Premium Edition では、コンベヤートラッキングのシミュレーションを行うことができます。概要や詳細な使い方については、以下の動画マニュアルを参照してください。

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コンベヤートラッキングのシミュレーションについては、サンプルの接続とプロジェクトが用意されています。上記の動画マニュアルにおいても利用しています。

Epson RC+ 8.0メニュー - [プロジェクト] - [プロジェクトを開く]から、[Projects] - [SimulatorDemos] - [ConvTrack_GX8_C]を選択し、Epson RC+ 8.0ツールバー - [接続状態]リストボックスから、[RC800シリーズ] – [CnvTrack GX8-C]を選択してください。動画マニュアルでの操作・動作を、実際に確認することができます。

Conveyor

ほとんどの属性はレイアウトオブジェクトと同じですが、コンベヤーオブジェクトのみに有効な属性があります。

プロパティー 設定値
Name 任意の名前をつけることができます。
Type "Layout"固定です。
Offset Position 親オブジェクトからのオフセットとして、オブジェクトの位置の表⽰/設定ができます。親オブジェクトが存在しない場合、Positionプロパティーと同様の表⽰/設定になります。
Offset Rotation 親オブジェクトからのオフセットとして、オブジェクトの設置⾓度の表⽰/設定ができます。親オブジェクトが存在しない場合、Rotationプロパティーと同様の表⽰/設定になります。
Position 中⼼位置をシミュレーターのワールド座標で指定します。
Half size 中⼼からの⻑さを指定します。⻑さは指定したサイズの2倍になります。Height (コンベヤーの⻑さ)とWidth (コンベヤーの幅)で指定します。
Rotation 設置⾓度を指定します。
Operation

コンベヤーオブジェクトの動作タイプ (コンベヤートラッキング設定と連動する/しない)を指定します。

"LinkTracking"の場合、コンベヤートラッキングの設定と連動します。ロボットが、コンベヤーオブジェクト上を流れてくるワーク (パーツ)に追従するコンベヤートラッキング動作が可能となります。
"Independent"の場合、コンベヤートラッキングの設定と連動せず、独立して動作します。

また、動作タイプによって、Cnv_QueGet関数で得られる値に違いが生じます。コンベヤートラッキング設定と連動する"LinkTracking"の場合は値が変動しますが、"Independent"の場合は値が変動しません。

  • コンベヤートラッキング設定と連動する: LinkTracking
  • コンベヤートラッキング設定と連動しない: Independent (初期値)
Color 表⽰⾊を変更できます。変更する場合は、ドロップダウンをクリックしてください。表⽰⾊変更ダイアログが表⽰されます。
詳細は、以下の"レイアウトオブジェクトの表⽰⾊を変更する"を参照してください。
レイアウトオブジェクト
Visible
  • 表示する: True (初期値)
  • 表示しない: False
Show Label
  • ラベルを表示する: True
  • ラベルを表示しない: False (初期値)
Show Origin
  • 中心位置を表示する: True
  • 中心位置を表示しない: False (初期値)

Collision, Collision Pointプロパティーは、以下のプロパティーを参照してください。

レイアウトオブジェクト

Operation

プロパティー 設定値
Conveyor ID コンベヤーオブジェクトの動作タイプが"LinkTracking"の場合、コンベヤートラッキングの設定がされているコンベヤーの番号を指定します。
Trigger IO コンベヤーオブジェクトの動作タイプが"LinkTracking"の場合、エンコーダーカウントをラッチするI/O出力番号を指定します。
Speed コンベヤーオブジェクトの動作速度を指定します。
Accel コンベヤーオブジェクトの加速度を指定します。
Decel コンベヤーオブジェクトの減速度を指定します。
Forward コンベヤーオブジェクトの動作方向として正転方向への動作の有効/無効を指定します。
  • 正転する: True (初期値)
  • 逆転する: False
Supply コンベヤーオブジェクト上を流れるワーク (パーツ)の供給設定をします。

コンベヤーオブジェクト上を流れるワーク (パーツ)の供給設定をする

コンベヤーオブジェクト上を流れるワーク (パーツ)の設定/変更をしたい場合、Supplyプロパティーの設定値にある [Click to Show Detail]ボタンをクリックしてください。供給設定ダイアログ が表示されます。

項目 解説
供給有効 コンベヤーオブジェクトに対するワーク (パーツ)の供給の有効/無効
有効にすると、各種設定が可能になります。
  • 有効にする: チェックあり
  • 無効にする: チェックなし (初期値)
ベースオブジェクト ワーク (パーツ)として利用するオブジェクト
すでに3D上に配置されているレイアウトオブジェクトが選択できます。
最大数 供給するワーク (パーツ)の最大数
削除タイプ ワーク (パーツ)の削除方法
コンベヤーオブジェクト終端まで搬送された際のワーク (パーツ)の扱いを指定します。
  • None: 削除しない (初期値)
    コンベヤーオブジェクト終端にワーク (パーツ)が留まります。
  • Reach End: 削除する
    コンベヤーオブジェクト終端に到達すると、ワーク (パーツ)が削除されます (非表示となります)。
間隔 ワーク (パーツ)が供給される時間間隔 (秒)
  • 最小値: 次のワーク (パーツ)が供給されるまでの最小時間
  • 最大値: 次のワーク (パーツ)が供給されるまでの最大時間
最小値と最大値を同じ値にすると、等間隔でワーク (パーツ)が供給されます。
異なる値にすると、最小値から最大値までのランダムな時間間隔で、ワーク (パーツ)が供給されます。
ランダム配置有効 ワーク (パーツ)のランダム配置の有効/無効
  • 有効にする: チェックあり
  • 無効にする: チェックなし (初期値)
有効にすると、以下の設定値に基づいて、ワーク (パーツ)がランダムに配置/供給されます。
  • 距離: 次のワーク (パーツ)が供給される距離間隔
    コンベヤーオブジェクトの原点座標系における、X軸方向に対して指定した距離を最大値として、ランダムな距離間隔でワーク (パーツ)が供給されます。
  • 角度: ワーク (パーツ)が供給される際の姿勢
    コンベヤーオブジェクトの原点座標系における、Z軸方向に対する回転角度を最大値として、ランダムな姿勢でワーク (パーツ)が供給されます。
配置 ワーク (パーツ)の配置方法
以下のいずれかを選択できます。
  • One: ワーク (パーツ)を単独で個別に配置 (初期値)
  • Grid: ワーク (パーツ)を格子状に配置
  • Circle: ワーク (パーツ)を円弧状に配置

ワーク (パーツ)の配置方法が"Grid"の場合の設定
[数]および[間隔]で格子を定義し、ワーク (パーツ)を配置します。
半径 ワーク (パーツ)の配置方法が"Circle"の場合の設定
ここで指定した半径の円弧上に、[数]で指定したワーク (パーツ)を配置します。
オフセット コンベヤーオブジェクトの原点からのオフセット値
ここで指定したオフセット値を中心として、[Grid]もしくは[Circle]配置の設定を行います。

コンベヤーオブジェクトを操作する

コンベヤーオブジェクトをレイアウトツリー上で選択し、右クリックすると、以下のようなコンテキストメニューが表示されます。

"コンベヤー操作パネル"を選択すると、以下のダイアログが表示されます。

項目 解説

前方

後方

コンベヤーオブジェクトの動作方向を指定します。
  • 前方: コンベヤー座標系における+X軸方向
  • 後方: コンベヤー座標系における-X軸方向

速度

加速度

コンベヤーオブジェクトの動作速度、加速度
それぞれ、コンベヤーオブジェクトのSpeedプロパティー、Accelプロパティーの値に相当します。
停止 コンベヤーオブジェクトの停止動作の有効/無効
チェックすると、コンベヤーオブジェクトの停止動作を有効化し、指定された停止距離および減速度でコンベヤーオブジェクトが停止します。減速度は、コンベヤーオブジェクトのDecelプロパティーの値に相当します。無効の場合、コンベヤーオブジェクトは[停止]ボタンをクリックするまで停止しません。
  • 有効: チェックする
  • 無効: チェックしない (初期値)

開始

停止

コンベヤーオブジェクト動作の開始・停止
[開始]ボタンをクリックすると、コンベヤーオブジェクトが動作を開始します。[停止]ボタンをクリックすると、コンベヤーオブジェクトが動作を停止します。

動作中

停止中

コンベヤーオブジェクトの動作状態を示すインジケーター
[開始]ボタンをクリック、もしくはSimSetコマンドで、コンベヤーオブジェクトの動作を開始 (Startプロパティを指定)すると、このインジケーターが"停止中"から"動作中"に切り替わります。
また、[停止]ボタンをクリック、もしくはSimSetコマンドで、コンベヤーオブジェクトの動作を停止 (Stopプロパティを指定)すると、このインジケーターが"動作中"から"停止中"に切り替わります。