コマンド 1201: 指定ポイントに指定の2座標を加減

指定する軸の座標に、指定する座標値をオフセットして設定します。

2軸を指定します。

コマンド書式

bit 名称 説明
引数1 15 ポイント番号 ポイントの番号を指定
14
1
0
bit 名称 説明
引数2 15 ツールオフセット

オフセットをツールオフセットで行うかを指定

0: 通常

1: ツールオフセット

14 予約 0を設定
7
6 座標2指定

2つ目の座標軸を指定

0: X軸

1: Y軸

2: Z軸

3: U軸

4: V軸

5: W軸

5
4
3 予約 0を設定
2 座標1指定

1つ目の座標軸を指定

0: X軸

1: Y軸

2: Z軸

3: U軸

4: V軸

5: W軸

1
0
bit 名称 説明
引数3 15

座標1

上位側

座標値 (実数)を1000倍して32ビット整数に変換して設定

X, Y, Z = mm

U, V, W = deg

上位側16ビット

14
1
0
bit 名称 説明
引数4 15

座標1

下位側

座標値 (実数)を1000倍して32ビット整数に変換して設定

X, Y, Z = mm

U, V, W = deg

下位側16ビット

14
1
0
bit 名称 説明
引数5 15

座標2

上位側

座標値 (実数)を1000倍して32ビット整数に変換して設定

X, Y, Z = mm

U, V, W = deg

上位側16ビット

14
1
0
bit 名称 説明
引数6 15

座標2

下位側

座標値 (実数)を1000倍して32ビット整数に変換して設定

X, Y, Z = mm

U, V, W = deg

下位側16ビット

14
1
0

応答書式

以下を参照して下さい。

応答コード

解説

指定する軸の座標に、指定する座標値をオフセットして設定します。

設定値は、小数点以下第3位までを有効とする固定小数点データとして返されます。

また、設定値が負数の場合は2の補数で指定します。

引数2の第15ビットでツールオフセットを選択した場合は、ツール座標系でオフセットされます。

使用例

ポイント1: X軸方向20 mm、Y軸方向-100.003 mmオフセット

座標1にX軸方向、座標2にY軸方向を指定

コマンド 応答
04B1H 0010H 0000H 4E20H FFFEH 795DH 04B1H 0000H 0000H

ツールオフセットで、ポイント1: X軸方向20mm、Y軸方向-100.003 mmオフセット

座標1にX軸方向、座標2にY軸方向を指定

コマンド 応答
04B1H 8010H 0000H 4E20H FFFEH 795DH 04B1H 0000H 0000H

* 引数2の第15ビットで、ツールオフセットを指定