エンコーダーの動作確認
エンコーダーを配線したら、前の項を参考にして、Epson RC+に追加します。次に、以下の手順にしたがい動作を確認します。
Epson RC+を起動します。
"TestCnv"という新しいプロジェクトを作成します。
以下を参考にコンベヤーを設定してください。
- エンコーダー: コントローラー, カウンター1
- タイプ:センサー
エンコーダーは、実際の配線に合わせて選択してください。
コンベヤートラッキングシステムは、キャリブレーションを行わないと、正しく動作しません。だだし、エンコーダーの動作確認では、キャリブレーションを行う必要はありません。
[動作確認]ボタン、及び、プログラムあるいはコマンドウィンドウでCnv_Pulse関数を使って、指定したエンコーダーからパルス値を読み込むことができます。
動作確認ウィンドウを使用する場合
コンベヤートラッキングの動作確認ウィンドウは、Epson RC+ Standard Edition以上でのみ使用可能です。
[動作確認]ボタンをクリックすると、以下の画面が表示されます。
コンベヤーを動作し、コンベヤーエンコーダーの現在値が変化することを確認してください。
確認したら[閉じる]ボタンをクリックしてください。コマンドウィンドウを使用する場合
コマンドウィンドウから以下の出力ステートメントを実行して、エンコーダーからパルスを読み込みます。
次に、コンベヤーを作動させて、再びコマンドを実行し、エンコーダーパルス値が変化していることを確認します。>print cnv_pulse(1)キーポイント
上記は、コンベヤー番号が1の場合のコマンド例です。
プログラムを使用する場合
以下のプログラムを開始し、コンベヤーを作動させます。コンベヤーが作動すると、Cnv_Pulseの値が更新されます。エンコーダーパルス値が取得できない、または更新されない場合はエンコーダーの配線を確認してください。
Function main Do Print Cnv_Pulse(1) Wait .5 Loop Fend
キーポイント
キャリブレーション実行前に設定画面を閉じた場合は、[プロジェクト] - [プロジェクトのリビルド]の操作をする必要があります。