エンコーダーの動作確認

エンコーダーを配線したら、前の項を参考にして、Epson RC+に追加します。次に、以下の手順にしたがい動作を確認します。

  1. Epson RC+を起動します。

  2. "TestCnv"という新しいプロジェクトを作成します。

  3. 以下を参考にコンベヤーを設定してください。

    プロジェクトのコンベヤー作成

    • エンコーダー: コントローラー, カウンター1
    • タイプ:センサー

    エンコーダーは、実際の配線に合わせて選択してください。

    コンベヤートラッキングシステムは、キャリブレーションを行わないと、正しく動作しません。だだし、エンコーダーの動作確認では、キャリブレーションを行う必要はありません。

  4. [動作確認]ボタン、及び、プログラムあるいはコマンドウィンドウでCnv_Pulse関数を使って、指定したエンコーダーからパルス値を読み込むことができます。

    動作確認ウィンドウを使用する場合
    コンベヤートラッキングの動作確認ウィンドウは、Epson RC+ Standard Edition以上でのみ使用可能です。
    [動作確認]ボタンをクリックすると、以下の画面が表示されます。
    コンベヤーを動作し、コンベヤーエンコーダーの現在値が変化することを確認してください。
    確認したら[閉じる]ボタンをクリックしてください。

    コマンドウィンドウを使用する場合
    コマンドウィンドウから以下の出力ステートメントを実行して、エンコーダーからパルスを読み込みます。
    次に、コンベヤーを作動させて、再びコマンドを実行し、エンコーダーパルス値が変化していることを確認します。

    >print cnv_pulse(1)
    

    キーポイント


    上記は、コンベヤー番号が1の場合のコマンド例です。

    プログラムを使用する場合
    以下のプログラムを開始し、コンベヤーを作動させます。コンベヤーが作動すると、Cnv_Pulseの値が更新されます。

    エンコーダーパルス値が取得できない、または更新されない場合はエンコーダーの配線を確認してください。

    Function main
      Do
        Print Cnv_Pulse(1)
        Wait .5
      Loop
    Fend
    

キーポイント


キャリブレーション実行前に設定画面を閉じた場合は、[プロジェクト] - [プロジェクトのリビルド]の操作をする必要があります。