可変速コンベヤー対応モード
可変速コンベヤー対応モードは、コンベヤーの速度変化に対するロボットの追従遅れを補正するモードです。
ワークに接触して作業している最中に、コンベヤーを停止と継続実行する場合があるようなコンベヤーシステムに適しています。例えばネジ締め用途が考えられます。
可変速コンベヤー対応モードでコンベヤーの停止と継続実行する場合は、コンベヤー追従後の加速度、減速度制限値を設定し、補正値を決める動作を事前に実施することを推奨します。詳細は、次項 「可変速コンベヤー対応モード 補正値設定」を確認してください。
キーポイント
コンベヤー停止時、または停止中に以下の処理をした場合、コンベヤートラッキング終了となり、継続実行できません。
- コントローラーに接続されている安全扉を開く
- コントローラーに接続されている非常停止ボタンを押す
- 一時停止ボタンを押す、またはPauseコマンドを実行する