センサーコンベヤーのキャリブレーション (円形コンベヤー)

次の手順にしたがって、円形センサーコンベヤーのキャリブレーションを行ってください。

キーポイント


  • キャリブレーションで、ロボットにワーク位置を教示する場合、各ポイントのX, Y, Zを正確に位置決めすることが重要です。コンベヤーのキャリブレーションは、X, Y, Z, U, V, Wで行います。
  • 手順10, 12, 14では、ロボットをワークの真上に動かしてティーチングします。キャリブレーションを正確に行うために、10, 12, 14のティーチング位置をできる限り離してください。
  1. [ツール] - [コンベヤートラッキング]を選択します。

  2. キャリブレーションを行うコンベヤーを選択します。

  3. [タイプ]で、[センサー]ボタンを選択します。

  4. [追従方向]で、[円形]ボタンを選択します。

  5. [回転方向]で、円形コンベヤーが回転する方向を選択します。回転方向をまちがえてキャリブレーションを行った場合、ロボットはワークに追従することができないので注意してください。

  6. [適用]ボタンをクリックします。

  7. [キャリブレーション]ボタンをクリックします。

    [コンベヤートラッキングキャリブレーション]ウィザード画面が表示されます。画面の指示にしたがい、コンベヤーエンコーダー、ツール座標系、ビジョンシーケンスの設定を確認してください。

  8. ウィザードの円形コンベヤーの方向と使用する円形コンベヤーの回転方向が同じであることを確認してください。

  9. コンベヤー上にワークを置き、センサーがオンになるまで、コンベヤーをセンサーの方へ移動します。

    [ティーチ]ボタンをクリックします。

  10. コンベヤーを手で動かしてワークを移動させます。

    [Jog&Teach]ボタンをクリックします。

  11. [ジョグ&ティーチパネル]が表示されます。ジョグボタンをクリックして、ハンドをワークのハンドリング位置に移動します。

    [ティーチ]ボタンをクリックします。

  12. コンベヤーを動かしてワークを移動させます。

    [Jog&Teach]ボタンをクリックします。

  13. [ジョグ&ティーチパネル]が表示されます。ジョグボタンをクリックして、ハンドをワークのハンドリング位置に移動します。

    [ティーチ]ボタンをクリックします。

  14. コンベヤーを動かしてワークを移動させます。

    [Jog&Teach]ボタンをクリックします。

  15. [ジョグ&ティーチパネル]が表示されます。ジョグボタンをクリックして、ハンドをワークのハンドリング位置に移動します。

    [ティーチ]ボタンをクリックします。

  16. ワークを上流限位置に置きます。

    [Jog&Teach]ボタンをクリックします。

  17. [ジョグ&ティーチパネル]が表示されます。ジョグボタンをクリックして、ハンドをワークの上まで移動します。

    [ティーチ]ボタンをクリックします。

  18. コンベヤーを移動して、ワークを下流限位置に動かします。

    [Jog&Teach]ボタンをクリックします。

  19. [ジョグ&ティーチパネル]が表示されます。ジョグボタンをクリックして、ハンドをワークの上まで移動します。

    [ティーチ]ボタンをクリックします。

  20. キャリブレーション終了の画面が表示されます。

    [完了]ボタンをクリックします。

  21. キャリブレーション結果の画面が表示されます。

    • [OK]ボタンをクリックするとキャリブレーションが完了します。
    • [キャンセル]ボタンをクリックすると手順20.キャリブレーション終了の画面に戻ります。