コンベヤーの設定

作成済みコンベヤーのパラメーターを設定できます。

  1. [ツール] - [コンベヤートラッキング]を選択します。

  2. 変更するコンベヤーをクリックします。

  3. 設定画面は、[全般] [設定] [上流限] [下流限] [Z値調整]に分かれています。

    • [上流限] [下流限]の変更は、後述の「追従開始領域」-「上流限/下流限位置の変更方法」を参照してください。
    • 2重登録防止距離、ソート機能の設定を変更する場合、[設定]をクリックします。
    • 他のパラメーターを変更する場合、[全般]をクリックします。
  4. [全般]、または[設定]をクリックします。次のダイアログが表示されます。設定オプションを編集してください。

  5. [適用]をクリックして、変更を保存してください。

キーポイント


ロボット番号, エンコーダー番号, コンベヤー傾斜, タイプ, ビジョンシーケンスを変更した場合、キャリブレーションをやり直す必要があります。

[全般], [設定]で変更できるパラメーターについて説明します。

名前

コンベヤーの名前を変更できます。入力できる文字数に制限があります。

最大16バイトまで

ロボット 設定されているロボットを選択できます。
エンコーダー

設定されているエンコーダーを選択できます。

エンコーダー番号で選択します。

タイプ

ビジョンタイプとセンサータイプを選択できます。

  • ビジョンタイプ: カメラを使用してワークを検出します
  • センサータイプ: センサーを使用してワークを検出します
追従方向 直線コンベヤーと円形コンベヤーを選択できます。
コンベヤー傾斜

直線コンベヤーを選択時、水平設置と傾斜設置を選択できます。

初期設定は傾斜設置が設定されています。通常は傾斜設置の設定を選択してください。

  • 傾斜設置: キャリブレーション時にコンベヤーの傾斜を検出します。特に使用条件はありません。
  • 水平設置: キャリブレーション時にコンベヤーの傾斜を検出しません。使用するには条件があります。
  • 使用条件: ロボット座標のX, Y平面に対してコンベヤーが水平に設置されている。
ビジョンシーケンス

ビジョンタイプを選択した場合のみ設定します。

キャリブレーションに使用する、ビジョンシーケンスを選択してください。

下流コンベヤー コンベヤーが2台以上設定されている場合、コンベヤー番号を選択できます。
キャリブレーション

キャリブレーションを実行します。

タイプ, コンベヤー傾斜により手順が異なります。

Z値調整 キャリブレーション完了後にコンベヤーのZ座標値のみを再キャリブレーションします。
2重登録防止距離

コンベヤーのワーク2重登録を防止する距離を設定できます。

  • 2重登録防止距離は、Cnv_QueRejectコマンドを使用することによりSPELプログラム上でも設定できます。
  • 2重登録防止距離とCnv_QueRejectコマンドで設定した2重登録防止距離が異なる場合、Cnv_QueRejectコマンドが優先されます。
キューデータをX軸値で自動ソート キューソートの設定の有無を選択できます。

キーポイント


ロボット, エンコーダー, タイプ, 追従方向, コンベヤー傾斜, ビジョンシーケンス, Z値, 調整上流限, 下流限のパラメーターは、キャリブレーション後に変更してください。