2重登録防止
Cnv_QueRejectとは同じワークを2重に登録しないための機能です。Cnv_QueRejectの値を初期値 (0 mm)から変更しない場合、同じワークを複数回キューに登録するためロボットはワークがない位置に対してピッキングすることがあります。
Cnv_QueRejectは、コマンドか以下の方法で設定できます。
[ツール] - [コンベヤートラッキング]を選択します。
設定するコンベヤーをクリックし、[設定]を選択します。
[2重登録防止距離]に数値を設定します。
[適用]ボタンをクリックします。
キーポイント
プログラム中にCnv_QueRejectが使われている場合、上記で設定した値ではなく、Cnv_QueRejectで設定した値が使用されます。
下図のように同じワークを複数回撮像した場合、カメラやコンベヤーなどの影響により、最初に登録したWork1のキューが移動してきた座標と、新たに登録したWork1のキューの座標は完全一致しません。同じワークを重複してキューに登録しないためには、2重登録防止距離としてワークサイズ程度の数値を入力することを推奨します。