Call メソッド

解説
任意の値を返すことができるSPEL+ファンクションを呼び出し (実行)します。

書式
Function Call (FuncName As String [, パラメーター As String]) As Object

パラメーター

  • FuncName
    呼び出すファンクション名
    パラメーター 引数のリストを指定(省略可)。引数は、カンマ (,)で区切って使用します。

戻り値
SPEL+ファンクションの戻り値
データの型は、ファンクションのデータ型と一致しなければなりません。

コメント
CallメソッドはSPEL+ファンクションを呼び出したり、戻り値を取り出すために使用します。Callの結果を変数に割り当てるときに、正しいデータ型を使用しているかどうかを確かめてください。そうしないと、型不一致エラーが発生します。
また、SPEL+プログラムで宣言したDLLファンクションをVisual Basicアプリケーションから呼び出すことも可能です。

注意


Callメソッドで実行したファンクションを停止する場合は、Stopメソッドを使用してください。
Stopメソッドで停止すると、Callメソッドの戻り値はnullになります。
Callメソッドで実行したファンクションは、Pause, Haltメソッドでのタスクの一時停止はできません。
一時停止したい場合は、Xqtメソッドを使用してください。

参照
Xqt メソッド

Call使用例

' Visual Basic コード  
Dim errCode As Integer  
errCode = m_spel.Call("GetPart", """Test"",2")  
  
// C# コード  
int errCode;  
errCode = m_spel.Call("GetPart", """Test"",2");  
  
' SPEL+関数  
Function GetPart(Info$ As String, Timeout As Integer) As Integer  
    Long errNum  
OnErr GoTo GPErr  
    Print Info$  
    errNum = 0  
    Jump P1  
    On vacuum  
    Wait Sw(vacOn) = On, Timeout  
    If TW = True Then  
        errNum = VAC_TIMEOUT  
    EndIf  
  
    GetPart = errNum  
    Exit Function  
GPErr:  
    GetPart = Err  
Fend