PF_Start メソッド
解説
指定されたパーツのPart Feedingプロセスを開始します。
書式
Sub PF_Start (PartID1 As Integer, [PartID2 As Integer], [PartID3 As Integer], [PartID4 As Integer])
パラメーター
- PartID1
マスターパーツIDを示す整数値(1(16) - PartID2
スレーブパーツIDを示す整数値(1(16)。省略可能 - PartID3
スレーブパーツIDを示す整数値(1(16)。省略可能 - PartID4
スレーブパーツIDを示す整数値(1(16)。省略可能
コメント
本メソッド開始前に、次の処理を実行してください。
- 使用するロボットを選択
- モーターのOn
- ログを出力する場合はPF_InitLogを実行
本メソッドを実行すると、新しいタスクが生成され、呼び出し元に制御が返されます。
このとき以下の条件である場合は、Statusコールバック関数が実行されます。Part Feedingプロセスは開始しません。
| 条件 | Statusコールバック関数の引数Statusの値 |
|---|---|
| パーツIDが無効 | PF_STATUS_BAD_ID |
パーツのパラメーター設定が無効 (Enabledがチェックされていないなど) | PF_STATUS_BAD_PARAMETER |
| フィーダーキャリブレーションが未完了 | PF_STATUS_CAL_NOT_COMPLETE |
| エラー発生 | PF_STATUS_ERROR |
本メソッドを同時に複数実行することはできません。実行した場合、既に実行されている処理は継続します。エラーは発生しません。
PF_Startは、通常タスクから実行してください。バックグラウンドタスクから実行した場合エラーとなります。
注意本メソッドで、存在しないパーツIDを指定した場合、7600エラーが発生します。
PF_Start 使用例
VB 例:
m_spel.PF_Start(1)
C# 例:
m_spel.PF_Start(1);