VTrain メソッド
解説
このコマンドにより、シーケンス全体のオブジェクト、または個別のオブジェクトを登録できます。
書式
Function VTrain (Sequence As String [, Object As String] [, Flags as Integer] [, Parent as Form]) As Boolean
パラメーター
- Sequence
カレントオブジェクトのビジョンシーケンス名 - Object
Sequenceのオブジェクト名どのタイプのオブジェクトでも登録できます。Objectが空の文字列なら、シーケンス全体を登録できます。 - Flags
[VTrain]ダイアログを構成します。(省略可)1 - [ティーチ]ボタンを表示します。2 - モデルウィンドウを表示しません。 - Parent
ウィンドウのペアレントになる.NET (opens new window) フォーム(省略可)
戻り値
オペレーターが[OK]ボタンをクリックすると、VTrainメソッドはTrueを返します。クリックしなければ、Falesを返します。
コメント
VTrainを実行すると、指定のオブジェクトを表示したライブ画像イメージを示しながら、ダイアログが開きます。オペレーターはサーチウィンドウをサイズ変更したり、移動させたりして、(Correlation, Geometricオブジェクトの)モデルウィンドウを登録できます。登録を完了したら、オペレーターは変更を保存する[OK]ボタン、または変更を保存しない[キャンセル]ボタンをクリックすることができます。[OK]ボタンをクリックすると、カレントプロジェクトに新規情報が自s動的に保存されます。
flagsがビット1に設定されていれば、[ティーチ]ボタンが表示されます。Correlationa, Geometric, Polarオブジェクトでは、[ティーチ]ボタンをクリックすると、モデルがティーチングされます。モデルがティーチングされているかどうかを確認するためにVTrainを実行した後に、ModelOKプロパティーを検索できます。Blobオブジェクトでは、ボタンでヒストグラムダイアログが開き、オペレーターは高しきい値と低しきい値を調整して、変更の効果を見ることができます。
flagsがビット2に設定されていれば、モデルウィンドウは表示されません。オペレーターはサーチウィンドウのみ変更できます。
Correlationオブジェクトでは、[ティーチ]ボタンを表示しない場合、モデルを教示するために、VTrainを呼び出した後にVTeachを呼び出すことができます。

参照
VTeach メソッド, VSaveModel メソッド
VTrain 使用例
VB 例:
Dim status As Integer
Dim trainOK As Boolean
' ウィンドウ位置を変更
trainOK = m_spel.VTrain("seq01", "corr01")
' モデルをティーチング
If trainOK Then
m_spel.VTeach("seq01", "corr01", status)
EndIf
C# 例:
int status;
bool trainOK;
// ウィンドウ位置を変更
trainOK = m_spel.VTrain("seq01", "corr01");
// モデルをティーチング
if (trainOK)
m_spel.VTeach("seq01", "corr01", out status);
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