Pass メソッド
解説
指定点の近傍を停止しないで通過するPTP 動作です。
書式
Sub Pass(PointNumber As Integer)
Sub Pass(PassExpr As String )
パラメーター
- PointNumber
コントローラーに保存されているカレントロボットのポイントメモリーから、以前にティーチしたポイントの番号を使用して、通過点を指定。 - PassExpr
文字列式を使用して指定。
ポイント指定[, {On | Off | MemOn | MemOff} ビット番号[,ポイント指定 ... ]] [LJM [姿勢フラグ選択]]
ポイント指定 P 番号, P(式), ポイントラベルを指定します。ポイントデータに抜けがなく、昇順、または降順に並んでいる場合は、2 つのポイント番号をコロンで結合してP(1:5)のように指定できます。
ビット番号 オン/オフするI/O 出力ビットまたは、メモリーI/O ビットを指定します。整数か出力ラベルで指定します。
LJM 待避座標、接近座標、目標座標をLJM関数で変換します。省略可能です。
姿勢フラグ選択 LJM関数に与える姿勢フラグ選択パラメーターを指定します。省略可能です。
参照
Accel メソッド, Go メソッド, Jump メソッド, Speed メソッド
Pass 使用例
VB 例:
m_spel.Jump(1)
m_spel.Pass(2) 'アームをP2 に近づけP2 に到達する前に次のコマンドを実行
m_spel.On(2)
m_spel.Pass(3)
m_spel.Pass(4)
m_spel.Off(0)
m_spel.Pass(5)
C# 例:
m_spel.Jump(1);
m_spel.Pass(2); //アームをP2 に近づけP2 に到達する前に次のコマンドを実行
m_spel.On(2);
m_spel.Pass(3);
m_spel.Pass(4);
m_spel.Off(0);
m_spel.Pass(5);